CONCEPTコンセプト

襟もとに、金沢工芸のを飾りましょう

「金沢ブートニエールの会」から、金沢工芸の新しい魅力発信がはじまりました。それは、一輪の花を刺すために作られたという上着のホールに、“金沢をイメージする工芸の花を飾ろう”というコンセプトのもと、金沢の伝統工芸技法を用い、オリジナルのブートニエールを制作するもの。加賀五彩の色調で美しい花を表現したり、金工、木彫の技法を用い精緻な花を開かせたり。漆芸と蒔絵、ガラスによる華麗な加飾で梅の花を輝かせたり。工芸作家たちの感性と技術力をフルに発揮し、小さなブートニエールの花として、一つひとつ作り上げています。

スーツで装うときの襟元に。コートやニットのアクセントに。金沢らしさが伝わる贈りものに。
「金沢ブートニエール」を楽しんでください。

BOUTONNIÈREブートニエールってなに?

フランス語で「ボタン穴」という意味で、男性上着のラペル(襟)にある穴のことをさします。英語ではフラワーホールと言い、そこに差す“飾り花”自体を意味し、英国ロイヤルファミリーの紳士たちが公的な場に立つとき、ジャケットの左ラペルに花を挿すシーンが見られます。一般に、服飾アクセサリーとしての「ブートニエール」が国内でも以前から販売されており、オシャレに着こなしを楽しむアイテムとして、取り入れられています。

金沢ブートニエールの特徴と技法

特徴

モチーフとなる梅のデザインに、金沢独自の物語性を込めています。

金沢には加賀藩前田家の梅鉢紋、梅がモチーフの金沢市章があり、ブートニエールのデザインから「金沢」を意識してもらえるよう【金沢をイメージする花=梅】を基本のデザインとしている点が特徴です。

基本の技法

加賀友禅

五彩と呼ばれる上品な色調による染技法で、美しい梅の花を表現

金沢九谷

絵画的かつ鮮やかな九谷特有の絵柄で花を表現

金沢仏壇

仏壇製造に欠かせない手の込んだ細かな箔彫り技法によって花を表現

漆芸

丁寧な塗り技法に加え、蒔絵・螺鈿による繊細で華麗な加飾によって花を表現

加賀象嵌

藩政時代より高く評価されてきた、堅牢な象嵌技法によって花を表現

金工

彫金、鍛金をはじめとする精緻な金工技法によって花を表現

ガラス

ガラスの器体にガラス胎七宝の技法で金・銀線などを用い花を表現

染色・刺繍

絹のオーガンジーに染を施し、金糸を一針一針丁寧に刺しながら花を表現

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金沢ブートニエールの会

事務局/金沢手帖編集部内(担当:のざき)

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NEWSニュース

「金沢・クラフト広坂」様でお買い求めになれます

金沢の伝統工芸品ショップ&ギャラリー「金沢・クラフト広坂」様にて、金沢ブートニエールが常設販売となりました。
工芸のまち金沢だからこそ出あえる、繊細で美しく、魅力的でキュートな工芸品の数々に、“襟もとのおしゃれ”を楽しむ新アイテムとして、金沢ブートニエールが仲間入りです。
手にとり実際に付けてみて、お気に入りの一品をお選びください。

金沢・クラフト広坂

金沢市広坂1-2-25 金沢能楽美術館内
TEL:076-265-3320

営業時間
10:00-18:00
定休日
毎週月曜(祝日の場合翌日)、12/29-1/1